県高校総体優勝、そして全国大会へ

ずいぶん時間がたってしまいましたが、県高校総体優勝、全国大会出場を決めた活躍を紹介します。本来であれば全校集会で表彰し、全校生で活躍を讃えたいところですが、やっぱり体育館に900人超を集めるのは難しいと判断せざるを得ません。やむなく校長室でその旨を話し、こういう形で賞状を披露することにします。

サッカー部は前にブログでも紹介しましたが、先行されたところをひっくり返したり、延長戦を制したり、粘り強い試合を積み重ねての優勝です。

顧問の五十嵐先生と梅津太智キャプテン(3-6)   ( )内 学年₋組

優勝も素晴らしいのですが、昨日伺った南山形地区の会議では、サッカー部の生徒達を絶賛していただきました。サッカー場は須川を挟んだ対岸やや南寄りの南山形地区にありますが、「通りかかるといつも気持ちのいい挨拶をしてくれる。」「それがサッカー場のそばだけではなく、離れたところでもちゃんと挨拶する生徒たちなんです。」「この冬、ボランティアで雪かきをしてくれて本当にありがたかった。」等。この近辺の8つの学校の代表と、地区の皆様が集まる会議でしたが、こんなに褒めてもらって幸せな気持ちでした。インターハイは福井県坂井市で8/14(土)から始まります。対戦相手はまだ未定ですが、去年県大会もできなかった先輩たちの分まで、楽しんできてもらいたいと思います。

陸上競技は、多くの競技で東北大会が実施されない中、数少ない開催された競技です。「県大会で優勝しても全国大会の出場権は得られない」ため、インターハイ予選としての東北大会開催は必須でした。このような中、6位入賞を決め、5人、6種目でのインターハイ出場が決まりました。大会はすべての競技の中で最も早く7月28日に福井市の「9.98スタジアム」で始まります。このスタジアムの愛称は桐生選手が日本人で初めて100mで10秒を切った場所を記念したものだそうです。全国大会の出場種目は写真の下をご覧ください。

左から田宮先生、新井佑生君(3-9)5000ⅿW、木村快斗君(3-2)1500m、市川慶伍君(3-5)800m、佐藤伶音君(3-3)800mと1500mの2種目、草苅成海君(3-7)3000mSC

女子陸上競技部の星美月さんは県大会優勝、東北大会では素晴らしいタイムで3位となり表彰台に立ちました。ところがこの種目2000mSCはインターハイでは実施がありません。わりあい新しい種目で、インターハイにつながらない種目をオープン種目というのだそうです。残念ながら全国で活躍する場はないのですが、自己ベストを約15秒も縮める好タイムで、東北を代表するような長距離ランナーたちと競り合う中でのすばらしい成績でした。真面目にコツコツ努力するタイプが、こうやって結果を残してくれたこと、何より後輩たちの範となってくれると思います。

顧問の古川さんと星美月さん(3-6) 古川さんは、国体で2回優勝の実績を持つハードラーでした

このほか柔道部の4人がインターハイに出場しますが、後程紹介します。もう少しお待ちください。