気がついたら1月が終わりかけています

学校という所は常に忙しいところですが、1月もなかなかです。冬休みが終わったと思ったら、大学入試共通テスト、3年生の学年末試験、本校の入学試験と大きい行事が続きます。その上今年は、雪がたっぷりで電車が止まるときがあったり、感染症の心配があったり、なんだか気が休まるときがありません。

12日の放課後、大学入試共通テストの激励会がありました。しかし、ここでも密を避け、1,2年生は代表のみの参加でエールを送ってくれました。先生方からの激励の言葉はまちまちでしたが、身近にセンター試験を経験した若い先生方の言葉は、当日の注意も含め説得力がありました。

激励会 学年主任のお話

13日からは3年生の最後の定期テスト。それなのに雪でJRが乱れ心配しました。15日、16日の共通テストの日もお天気は悪く、雪道を試験場に向かう受験生が心配でした。19日はいよいよ本校の推薦入試と学業奨学生入試。これもまた、密を避けるため、推薦入試の作文試験は体育館で距離を取って並べた机で受けてもらいました。普通教室のほうは1教室25人分に人数を減らして実施。検温や体調チェックシートなど、これまで経験をしたことがないような入学試験で、JRがやや遅れたものの試験開始には影響がなく、ホッとしました。

21日になって山形市内の高校でクラスターとのこと。当然、「兄弟が濃厚接触者で…」とか、「一緒に通学している友達が…」とか、担任の所に連絡が入ります。幸い、関係の方は皆さん陰性という事で、そのお知らせを聞いて心配していた生徒たちは安心して登校することになりました。

書きながらふと思ったのですが、このブログの中に一体何回「心配」という言葉を書いてしまったのでしょう?

こんな中ですが、すっきり心が晴れやかになる出来事もあります。昨日の講演会で山形県保健医療大学の佐竹真次先生のお話をお聞きしました。テーマは「子どもの生きる意欲を育む発達支援」。冒頭、子どもたちに「何に意欲的になって欲しいのか?」という問いかけが面白かったと思います。

佐竹先生のパワーポイントから

なるほど、そのあとのお話も含め改めていろいろ考えさせれらる時間でした。個人的な子育てについては「手遅れ~」という感じですが、若いお父さんお母さんたちに聞いてもらいたいなぁと思いながら帰ってきました。

そして今日は、山形市青少年育成市民会議で製作したクリアファイルを、生徒全員分お届けいただきました。山形弁くっきりの一言が印象的です。青少年育成市民会議の3人の方にご来校いただき、楽しいひと時を過ごさせていただきました。学校という場所に閉じこもっていると、ついつい世間が狭くなってしまいますが、違うお仕事の方々にお目にかかると、様々な刺激をいただくことができます。皆さんからあたたかい目で本校を見ていただき、また新たな力をいただいたように思います。高校生を大切に育てていきたいというお気持ち、感謝いたします。

クリアファイルです