校外の皆様の力をかりて

高校の枠を超えて、学びはたくさんの方々の支えをいただいています。

今日は偶然二つが重なりました。一つ目は2年生全員対象の租税教室です。山形税務署から税務広報広聴官の方が来校され、未来の納税を支える生徒たちに、さまざまな面から講演をしていただきました。

寒い中、体育館での学習

そしてここで終わらないのが本校。一緒に山形市選挙管理委員会からもおいでいただき模擬投票をします。せっかく税について学んだので、今後税はどうあるべきかを公約とする架空の候補者から選び、投票します。本物の記載台、本物の投票用紙、本物の投票箱で投票をしてみます。

一人ずつ投票用紙をうけとる
記載台も本物です
自分の選択に責任を持って投票

2年生でこの企画になったのは、成人年齢が18才となったため。高校在学中に選挙があると投票行動を調べていますが、本校の有権者は山形県の18才の投票率をはるかに超える高い投票率です。この学年の最初の選挙は4月の県議選ですが、そこまでの間に誕生日を迎える生徒はまだ少数。やがて自分が投票権を持つときが来たら、きっとこういう体験を生かしてくれることと思います。

二つ目は、1年1組で、山形の生き物をテーマにした学び。前半山形の生き物について講演していただいたのは、地域共創STEAM教育推進センターの中村先生。やまがたヤマネ研究会の小城副代表にもご協力いただきました。

メディアセンターにて 1年1組

後半はカードゲームです。初めてのルールに戸惑いながらも楽しんでいました。

カードゲームの説明を聞いて
実際にやってみました

こちらは環境保護を考えるための企画です。

選挙の意味、税の重要性、環境保護・・・。どれももちろん授業の中で様々に触れる内容です。しかし、「いつもの先生」ではない方々との出会いで、また違う重みを持って伝わるような気がします。ご協力いただいた皆様に感謝いたします。