絵本・ボトルデザイン、様々な才能があふれています  続く後輩達の入試が始まりました

思わず、「すごい!」と独り言がでそうな驚きとともに、こういう部分での大活躍もある!と気付かされることがあります。スポーツ大会での勝利のようにわかりやすいものではなく、ついつい見過ごしてしまいそうになるのですが、校内には驚きの才能が存在しています。

この2冊の絵本の絵を描いたのは1年生の村上百花さん。優しい絵で、こういう絵を描くのはどんな人だろうと、ちょっとお話させてもらいました。小さい頃から絵を描くのが大好きだったそうで、2年生になったらアニメーションを学ぶ事を選択できるのが、本校入学の動機だったとのことでした。

『サンタクロースのおくりもの』の一部

幼い子どもの姿をよく観察しているような絵が続きます。ストーリーも含めて、多様な子どもたち一人一人にあたたかい目が向けられている、そんなことが心に残る絵本でした。百花さんは自分のやりたいことが明確で、これからどんな風に成長していってくれるだろうと、本当に楽しみです。

もう一人は3年生の澁谷杏璃さん。イオングループが主催するマイボトルのデザインコンテストで大きな賞をいただきました。

自分のイラストがプリントされたボトルと賞状を手に

とても楽しい絵で、世界中の人たちと繋がって行こう!という思いでデザインしたそうです。これだけの絵を描くのだから、美術部?と思ったのですが、実は科学部。杏璃さんは学業でも3年間素晴らしい成績を続け、卒業後は看護師を目指します。

応募した画
応募した原画

見ている人が元気になれるようような、朗らかさにあふれています。もうすぐ卒業。きっと卒業後も彩りに満ちた日々になることでしょう。

そして一昨日は続く後輩たちの入学試験の日でした。相変わらずコロナ対策にピリピリです。推薦入試は、机の間に距離を取るため体育館で実施です。

推薦入試 作文試験中  この後、面接試験

同日に実施した学業奨学生入試も、1つの教室に入るのは28人。教室数も試験監督も確保が大変ですが、最優先事項は机と机の距離!今の所、どんなに手間がかかっても、この一点だけは揺らぎません。受験生の健康が大事です。合格発表は明日。新しい出会いを待っています。