修了式と離任式

3月19日、晴れ渡る青空のもと、修了式と離任式を行うことができました。昨年3月は突然の休校要請のため、修了式は放送で実施し、離任式は行うことができませんでした。

あれから1年。感染症は当時の1日の罹患者数を大きく上回っていますが、得体不明の病を恐れていた時期を過ぎて、対策を取りながら実施することになりました。とはいえ、この1年間は入学式と卒業式を除き、学年集会(約300人超)規模以上の人数になる集会を開いたことはなく、1年3か月ぶりの体育館での集会です。

まずは可能な限り距離をとっての整列となります。

列ごとの距離はこれくらい

体育館いっぱいに広がってもらいました。壇上からみると、大変なボリュームです。

横は離れていますが、縦は距離を取るのが困難でした

それでも何とか離任なさる先生方からご挨拶をいただくことができてホッとしています。先生方からは思いのこもったお話を伺いました。

菖蒲先生、早坂先生、工藤先生、小松先生、ありがとうございました

いつもなら全校生の前で行う表彰は、今回は式後、校長室で行いました。これも、大勢が集まる時間を少しでも短くするコロナ対策です。

書道では高校の部最優秀校として山形県書道連盟から表彰を受けました。芸術科目書道選択の皆さんの作品が高い評価をいただいたことになります。個人では2年の吉田あいなさん、大河原翔君、1年の長岡暁穂さんが受賞しました。

2年の内藤駿君はスノーボードの大会で優勝しました。全国高校柔道選手権東北地区大会73㎏級で優勝したのは2年の小林謙吾君です。すべての大会が開催されたわけではないのですが、少ない機会に実績を残した皆さんを讃えたいと思います。

個人への賞の他、学校への賞状も代表で受け取ってくれた吉田さんは生徒会長でもあります
建学の精神の下の、5人の受賞者

窓の外は本当にいいお天気で、大雪の冬がすっかり遠のいたような気がします。春の訪れとともに、また新しい何かが始まることを期待しています。