本校は前期、後期の2学期制ですので、定期テストは全部で4回。1回目となる前期中間テストは本来6月のはずですが、今年は感染症の影響で本格的な授業開始が遅れたため、7月に入ってからのテストになりました。
今日はテスト2日目。テスト期間は平常とは異なる日課表で動きます。時間と時間の間は5分長い15分。いつもと違う5分前の予鈴が、テスト期間の緊張を高めます。このわずかの時間にかける!ではないのでしょうが、生徒達はぎりぎりまで教科書やノートを見つめています。問題用紙が渡され、本鈴がなると一斉に問題が開かれ、鉛筆が(大多数がシャープペンシルですが)動き出す。
もう何十年も前、自分がテストを受ける立場だった時の緊張感を思い出します。問題用紙を開ける(あの当時は裏返す)瞬間の気持ち。問題を見た瞬間「出た!」と思った時と「うわっ!はずした!」と思った時。ヤマかけたということは、勉強が間に合っていなかったという事?懐かしく恥ずかしい高校時代・・・。さて、今の英語のテストにはリスニングも含まれていて、時間帯によっては教室に英語が流れます。英語のテストが一番変わったような気がします。やがて、紙のテストが消える時がくるのかもしれません。
最近のテスト問題は、表紙が着いたリーフレット形式が多くなってきました。事務文書はすべてA版の印刷ですが、生徒達への印刷物はまだまだB版が残ります。ノートの大きさとの関連でしょうか。
生徒たちは表紙を眺めながら静かに開始を待ちます。