全学年が登校し、ほぼ平常授業に戻りました。ようやく、ここまで来ました。
さて、対策のために様々なものが並んでいます。手指用の消毒液、物品用の消毒液、教室に持ち運ぶノートPC用、放課後の部活動用、など、教室常備以外のボトルには番号がついていて、管理のための一覧表も。
これだけいろいろ準備したのですから、きちっと使ってくれることを願うしかありません。手洗い30秒!大事なことですね。
教室もできるだけ開け放っていますので、廊下を歩けば丸見えなのですが、今時の生徒達は小学校の頃からオープンスペースでの学習に慣れていて、授業をする教員よりも抵抗感が少ないようです。
こんな風に始まりましたが、そこに素晴らしいプレゼントが届きました。1万枚を超える大量のマスクです。首都圏の大企業でバリバリと仕事をしている2008年度の卒業生から、野球部の監督あてに「先生方、野球部の後輩たちへ」と送られてきたそうです。高校3年間野球部で頑張り、セカンドで活躍。大学野球では4年間、選手よりも休みが少ないマネージャーを務めた、印象深い卒業生です。最後の夏の大会は準決勝で負けて一緒に泣いた、忘れられない学年でした。大変な時に、卒業して何年も経つ母校を思い出して用意してくれたこと、本当にありがたいことです。また同時に彼をこういう行動をする人に育ててくれたご両親や、育成の一助を担った本校の教員・指導者たちにも感謝したいと思います。多くの支えを得て、必ず乗り切りましょうね。コロナ禍・・・。