様々な学びの場

たくさんの行事が後ろ倒しになった結果、大忙しになってしまった10月を通り過ぎ、11月は外部の方々の力をお借りしての学びが進んでいます。

11月4日は2年生が新聞の読み方講座に臨みました。講師は山形新聞社の田中 大 編集局報道部副部長です。一緒に来校してくれた真木 健治 販売局法人営業部長は本校OBで在学中野球部の主将をつとめ、3回の甲子園に出場経験があります。2年生を半分に分け、同じ内容の講演を2度していただくという、コロナ対策をしたうえでの講座となりました。「新聞には文庫本一冊分と同じだけの文字がある。」とお聞きし、その膨大な情報量に驚いたところです。ネットニュースと違う新聞のニュースについてのお話を伺いながらそれぞれ自分が興味を持った記事を探しています。クラス分の新聞を届けていただく1学級1新聞の取組みが始まって数年、身近なものになっているような気がします。

11月18日は同じく2年生対象の「地元企業を知り、働く現場を知る」講演会が行われました。卒業後にまっすぐ就職するのは例年1/4弱。3/4はすぐには仕事に就きませんが、進学するにしてもいつかは働くことになりますから、就職希望者だけではなく学年全員でお話を聞きます。今回の企画は県の産業経済部地域産業経済課にお世話になりました。5つの企業様に来校いただき、それぞれの会社を紹介していただきました。県内にどんな会社があるのか、なかなか情報を得ることができない日常で、今回は貴重な機会となりました。

アリオンテック株式会社
オプテックス工業株式会社
スズキハイテック株式会社
株式会社 でん六
丸和熱処理株式会社
まとめの資料

どの説明も、パワーポイントを準備していただき、仕事の内容が具体的にわかるものでした。高校生にとって身近なお菓子はともかく、新発見!の会社が多かったのではないかと思います。ご協力いただいた皆様に感謝いたします。