10月5日は学校の誕生日。正確に言えば、学校法人設立から63年目を迎えます。
東海大学の傘下に入り、42年目の今年、理事長式辞、校長挨拶、来賓祝辞はすべて、それぞれの切口で、環境問題に触れるものでした。(もちろん、事前打ち合わせなし)特に自分の仕事として中国の土壌改良に取り組む、正野同窓会副会長のお話は説得力があるものでした。
その後の記念講演は、一般開放の市民講座として行われました。演題は「アニメーションは人と心を動かす」
講師はテレコムアニメーションフィルムの浄園祐代表取締役社長で、トムスエンターテイメントの伊東耕平デジタル推進室長にアシスタントとしてお手伝いいただきました。沢山の映像と、お二人のクロストークでアニメを見る目が変わりそうな新発見の連続でした。
一年間で制作されるテレビアニメは340タイトル、その他CMやゲーム、劇場用や PVなどを含めればいくつになるかわからないこと。アニメの種類や、できるのまでの作業、アニメーターの仕事とはなど。一話放送するためのためのカット袋の山!そして、チームワークで進む日本のアニメの制作現場の様子など。
今世界が、日本文化を代表するものと捉えるのは、アニメーションだというのも、ややカルチャーショック。もはや着物でも漆でも、畳でもないようです。
来年度から、講演いただいたお二人と白組の粟飯原様、お三方のお力を借りて、総合学習コースの人間力探求科の選択科目にアニメーションが加わります。楽しみです!