山形県私学大会

日曜日の午後1時開会の第58回山形県私学大会は、やまぎんホールいっぱいの来場者で開会しました。私学大会は毎年この時期に開催され、村山地区の私立高校が順番に事務局を担当しています。幼稚園、高等学校、短大、専門学校の私学の教職員、保護者、生徒たちが集います。

吉村山形県知事をはじめ、鈴木、舟山、芳賀の3名の国会議員、28名の県議会議員、県や教育関係の皆様など、たくさんの来賓をお迎えしました。

知事表彰の他、高校生、保護者の代表の方の意見発表がありました。来年度から国の就学支援金が増額されるにしても、まだまだ、公私格差は残ります。先進諸国でこれだけ保護者の教育費負担がある国は稀な中、一歩前進ではありますが今後も粘り強く私学の声を届けなければと、思いを新たにする午後になりました。

本日10月1日、消費税が10%になりましたが、これを財源とし一足早く幼稚園・保育園の無償化がスタートです。

本校では先週末のテスト終了後、生徒たちは3日間の休暇を挟んで、本日から後期が始まりました。始業式では税や無償化の話もしながら、社会の動きに目が向く高校生であってほしいとのメッセージを伝えました。何といっても3年生の半数はすでに選挙権を持っているわけですから。生徒諸君は2校時から一斉に返される、テスト結果が気になっていたのかもしれませんが、よく話を聞いています。情報を得た後に必要なのは、考えて、判断し、行動することかもしれません。