昨日の始業式は放送で実施し、新任期式も実施できないままのスタートとなりました。3月の修了式を体育館で実施できたことを思えば、なんだか状況は悪化しているような気さえします。それでも入学式は何とか実施の方向で、準備を進めてきました。
毎年、上山市で花卉農家を営む卒業生の鈴木俊さんが、この時期に合わせ見事な啓翁桜をたくさん届けてくださいます。校舎のあちこちに桜が飾ってあるのは、このプレゼントのお陰です。校舎が一気に華やぎます。
今年の入学式は素晴らしい晴天に恵まれました。いつもは開花しないはずの桜が、何と満開!大雪だった今年の冬が一気に遠のき、暖かくなるスピードのはやかったこと。記録の中では最速だそうです。この暖かさ、地球温暖化の影響かと思うと、単純には喜んでもいられないと思いますが、今日一日めでたさに免じて、早い花を愛でる気持ち、ご寛容ください。
昨年は入学式が延期、保護者の皆様の参加を遠慮いただいたことを思えば、今年は予定通りの日程で、保護者の方も1名のみですが参加していただくことができました。一方、ご来賓については、2年連続でご遠慮いただく方が多く、特に地域の皆様にご案内できないのは、残念なことでした。
新入生の入場や、メリハリのついた立ち振る舞いの素晴らしいこと。どんな3年間を過ごしてくれるのだろうと楽しみです。
コロナ禍の中での式典で、最も気を遣うのはどうやったら「密」を避けることができるか、です。新入生の席もできるだけ距離を取っています。保護者の皆様は指定席で参加していただきました。
式典後は、中村典子学年主任から学年団の紹介です。
山形県がこういう状況ですので、最初のクラス開きのHRには保護者の皆様に参加していただくことはできませんでした。急な変更ですが、これも「密」を避けるためにご理解いただいたところです。
若い先生たちは、クラス開きもパワーポイントを活用しています。
今日、クラスに入っていただけなかった保護者の皆様には、お子さんに「どんな担任だった?」とぜひ聞いてみてください。そして、担任とのクラスでの出会いは、24日のPTA総会後のクラス毎の集まりにご期待ください。
時間を短縮しての行事がすべて終わり、しばらく経っても、入学式の看板の前はまだまだにぎわっています。みんなで譲り合いながらの記念撮影が続いているようです。
桜満開、入学式にふさわしい明るい彩の風景となりました。