女子陸上競技部 インターハイから帰ってきました

北海道を主会場に行われているインターハイに出場していた女子陸上競技部のメンバーが帰校しました。早速報告に来てくれました。100m・200m・リレーに出場した渡部結さんと走り高跳びに出場した山口乃愛さん、4×400mリレーに出場した長岡桃子さん、岡崎もとかさん、和田莉里花さんの5人です。

5人の選手と顧問

全国大会の雰囲気や、そこで競技する緊張感はこれまでの地方大会とはずいぶん違うことや、全国から集まった選手たちのレベルの高さなど、戸惑うことが多かったようですが、高校時代に全国の舞台を経験出来て良かったとのことでした。緊張感の話を聞いていて、自分の高校時代を思い出しました。競技も違うし、レベルはとても全国級ではありませんでしたが、試合前のなんとも言えない緊張感は何十年経っても思い出すことができます。「この一本のために練習してきたんだ」という感覚って、時代が違ってもそんなに変わらないものなのかなぁと。

山口さんは予選から自分のベスト以上の高さにチャレンジせざるを得ず、エントリー選手の1/3はここから進めないことなど、新聞報道ではわからないことを聞くことができました。渡部さんの100mは0.001秒で決勝を逃したこと、向かい風の差を考えれば決勝に進める力があったこと等、むしろ顧問の先生の悔しさが伝わってきます。顧問は全国大会で活躍したハードルの選手でしたので、この一瞬にかける試合の大変さも、風によるアンラッキーさも自分のこととして分かっているので、選手の気持ちに寄り添うことができますし、何よりも日々練習を見ていての愛情深さが伝わってきます。この中には大学でも競技を続ける人がいますので、今回の経験がこの後の大きな力になってくれるのではと思います。

本校の女子陸上競技部は個人でインターハイに参加したことはありますが、リレー種目という団体が出場できたのは今年が始めて。一人、二人で行くのではなく、何人もの仲間と参加できる心強さを語っていたことが印象的でした。

職員室でも報告してくれました

7月末には空手道部が、今は柔道部が、インターハイのために北海道です。山形の暑さよりは気候がいいのかなぁと北海道に思いを馳せています。