校内への立入を制限せざるをない3年間でしたが、コロナ禍の前は卒業生がよく訪れる学校でした。特に、卒業して1.2年は顔を見せてくれる卒業生の多い事。また、大学後の進路が決まると報告に来てくれ、「卒業してなお、こんなに来る?」と思ったものでした。
今回は卒業してしばらく経ちそれぞれのお仕事で活躍し、学校を思い出して支えてくださる方々についてお知らせします。
ご紹介が遅くなりましたが実は昨年、平成2年卒業の正木正一さんから荘内銀行SDGs私募債を使って、本校にご寄付をいただきました。「何かに役だててください」とのことでしたので、いろいろ検討させていただきましたが、年度末に音楽室の机を新しくし、ようやく報告の写真をお届けしたところです。正木さんはオフィスコンフォートMを経営していらっしゃいますが、卒業後に母校を支えてくださるお気持ち、ありがたく頂戴しました。
今年は山形信用金庫SDGs私募債を利用した寄附申し出をいただき、先日贈呈式がありました。ライフバンク保険やまがたを経営していらっしゃる大沼寛暢さんからのご寄付です。平成15年卒業で、今も野球の試合に足を運んでくださる野球部OBの彼は、特に野球部とサッカー部の活動に使うものをとのご指定でした。
いただいたものを練習で活用し、感謝の気持ちを結果につなげてくれることを期待しています。
そしてもう一人、平成17年卒業の鈴木俊さんからは、毎年卒業式と入学式に素晴らしい啓翁桜を届けていただいています。ちょうど式典に合わせて開花するように育てれらた花を見るたびに、卒業しても母校に向けてくださる気持ちがありがたく、しみじみと花を見つめています。
在校生の皆さん!「母校」として誇っていただけるよう、頑張りましょうね。この春は、たくさんの卒業生や卒業生の保護者の皆様と学校以外の各所で偶然出会うことが多く、懐かしさに満ちたシーズンでした。