生徒総会がZoom利用になって何回目になるでしょうか。コロナのために最も進んだものが、ICTであることは間違いありません。生徒総会も、全校集会も、始業式も、私が年に一度担当する「現代文明論」もZoomです。今年はPTA総会も、PTA学年総会もZoomでした。
iPad使用を見ていただきたくて、撮影している私が映りこんでいますが、ご理解ください。
今回さらに一歩進んだのは、1.2年生の議案書が印刷不要となったことです。1.2年生は全員iPadがあるので、ロイロノートの資料箱に入っている議案書を手元で見ることができるからです。3年生分だけは印刷をしていましたが、これで準備の手間は2/3減になりました。来年からは全学年揃うので、印刷した議案書不要になります。
昨年度の終わり頃から、職員会議は紙の資料がなくなりました。教職員も自分のiPadで、確認できるからです。
ここの所、これまでの変化の勢いが加速しているように感じます。長~く、働いている職場ですが、これだけの勢いで物事が変わっていく場にはそうそう出会えるものではないと思います。
その上、生徒達はパワーポイントをあっさり作ってしまいます。
次々にカラフルなパワーポイントで説明されるので、楽しく参加することができます。
各種委員会や生徒会執行部の発信力は相当なものだと思います。一方課題は、クラスで参加している生徒達の声。もっと、いろいろ意見が出てきてもいいのですが、なかなか声をあげることが難しいのでしょうか。心の中で思っていることがあっても、飲み込んでしまったり。協調を大切にする年頃なのかもしれません。