陸上競技部は男女とも、山形県高等学校駅伝競走大会で優勝し、師走の都大路を走ることになりました。今回は沿道の応援を自粛しておりますので、写真を載せることができません。リアルタイムでのネット配信と、午後のテレビ観戦でしたが、多くの方が現地に行かずとも応援してくださったことと思います。悪天候で、体調が心配でしたが、練習に裏付けられた強靭な精神力で乗り切ってくれました。

同じく土曜日は高校サッカー選手権の準決勝。こちらも応援自粛で、経過を聞きながら待っていましたが、先行されたところを追いつき、延長まで戦って勝ったとの朗報が届きました。

次の日曜日、決勝戦に臨みます。

続いて月曜日には、東北楽天ゴールデンイーグルスから指名のご挨拶をいただきました。球団から遠路ご来校いただき実際にお話を伺ってみると、ドキドキしながらドラフト会議の行方を見守っていた時とはまた違う重みを感じたと思います。甲子園には行けなかったけれど、大河原君の良さを見ていてくれたことに感謝します。

生徒達が、入学時の夢を３年間手放さず、それぞれの結果につなげてくれたのは、本当に嬉しいことです。

一方には、ここまでではなくても、たくさんの生徒達が満足のいく生き生きとした高校生活を送っていることも、合わせて書いておきたいと思います。大切なのは、それぞれが自分らしく日々を過ごすこと。目的に至る道は最短の一本ではありません。うねうね曲がり、ゆっくりと景色を楽しみながら時間をかけて山頂に至る、そういう登山路がいっぱいあると、確信しています。