お待たせしました。陸上競技部、サッカー部の紹介からしばらく時間が経ってしまいましたが、柔道部のインターハイ出場者を紹介します。男子3人、女子1人が県大会を勝ち抜いてインターハイに臨みます。
男子は伝統的に軽い階級の強さが光ります。ですから団体戦で並ぶと、相手校に比べると「小さいなぁ、体格的に見劣りするなぁ」と思ったりしますが、小さい選手が大きい選手を投げたりする事も柔道の魅力なのかもしれません。今回は団体戦は残念でしたが、男子3人の全国大会出場は立派な成績です。以前講演に来てくださった高藤選手の金メダルはじめ、オリンピックでも軽量級~中量級が大活躍ですし、顧問の石川先生は中量級(以前は78㎏級という階級があったのだそうです)の選手で、若い頃、日の丸をつけて行った国は約30カ国!こういう指導者に恵まれて、生徒達はどんどん力をつけて行きます。
60㎏級の佐藤礼君の得意技は内股、66㎏級の大泉晟君は帯取返という珍しい技で県大会優勝を決めました。81㎏級の藤井孝多君の得意技は支釣込足、女子の鈴木亜優さんは恵まれた体格を生かし2年生ながら全国大会出場。柔道のインターハイは長野市で開催。無観客での開催となりますが、活躍を期待しています。
さて、夏休み前の全校集会も無観客?とは言いませんがオンライン実施でした。集会で話をする私の前には、生徒達ではなくノートパソコンが。
生徒達は暑い体育館ではなく、涼しい教室でプロジェクタで黒板に映される中継を見ます。
この後の生徒指導部の先生の夏休みの注意も、健康推進室の先生のコロナ対応の話も、全部このように教室に中継されます。壮行式は3年生だけで実施したため、全校生にむけて決意表明をするインターハイ出場選手もオンラインです。
皆パソコンに向かって話をすることになりますが、受け取る方の教室の準備はすべて生徒達がササッとやってくれます。毎回デジタルネイティブの力を感じます。
暑い夏が続きます。オリンピックだけではなく、インターハイも今年は開催されます。みんな、頑張って!