13日(日)全国高等学校駅伝競走大会に出場する男子陸上競技部の保護者の皆様が、壮行会を開催してくださいました。ここでもまた、コロナの影響を感じます。霞城セントラル3階の会議室に、椅子と椅子の間を開けて並べて準備をしていただきました。今回で4年連続18回目の全国大会出場となりますが、沿道での応援が制限され、毎回派遣していた応援バスも今年は、なし。エントリーメンバーには毎日の体温の確認や体調のチェックが課せられます。陸上競技部の部員の中で、実際に区間を取って走ることができるのはたったの7名。今年は特に力が伯仲し、田宮先生も選考が難しいとのことでした。区間を走ることができる生徒は、これまで共に練習してきた仲間のためにもベストパフォーマンスをお願いしたいと思います。
毎朝通勤する車窓から、朝練として自主的に走っている生徒達を見かけます。一人ずつの時もあり2.3人一緒の時もあり、大きな集団にならないよう気を配りながら走っているようです。いつも感じることは、部活動ができる背景には保護者の皆様のご理解と支えがあるという事です。朝練で早く登校するためには、さらに早い時間にお弁当を用意してくれる家族がいる。これに限らず、やりたいことを支えてもらう場面はいくつもあるはずで、壮行会の運営をしてくださる保護者の皆様の姿にも、大きな支えを感じたところです。
壮行会には、大学で指導をなさっている先生をはじめ、練習を支えてくれるコーチや、トレーナーや、体調管理でお世話になっている医院の先生方、県内各地で駅伝チームを率いていらっしゃる指導者の方々、OBや保護者会OBの皆さん、たくさんの皆さんにお目にかかれました。東海大学山形高等学校陸上部のサポーターの何と多いことでしょう。
今年はあらゆる競技で大会が中止になり、特に3年生にとっては悔しい思いをすることになりました。いくつかの競技で代替大会が開催されはしましたが、例年通りには程遠かったのが現状です。応援制限があるとはいえ、正式な形で開催される数少ない大会がこの「都大路」です。活躍を楽しみにテレビの前で応援したいと思います。