東海大学合格通知伝達式 今年は医学部医学科3名合格

7月に延期になった学園基礎力到達度試験、8月の校長面接、11月の学園高大連携試験、小論文試験というハードルを越えて12月3日に合否が判明しました。ここまで、大学へ出向かず校内での試験結果をもとに合格できるのは、本校の特権です。翌4日に合格通知を手渡しました。進路指導主任が一人ひとり合格した学部学科と名前を読み上げます。

メディアセンターにて伝達式

手渡しする際、名前と学部学科を見ながら、これから大学生活を送ろうとする生徒たちがとてもうらやましいものに感じていました。振り返れば大学時代は「黄金の日々」。過ぎてしまったからこそ、その価値がわかるのかもしれませんが、大学時代は特別な時期だったように思います。自由で、自分で学ぶべきことを選択できて、新しい出会いに刺激を受け、平和や生き方や美や、あらゆることについて仲間と議論できた時間。親は相当苦労して学費と生活費を送ってくれているから、絶対に不足は言わないと決めて、節約さえ笑いあえるような寮の仲間たちを思い出していました。大学生になる諸君には良く学び、自分と向き合い、世界を広げてもらいたいと思います。

昨年度の伝達式には東海大学学長補佐の川上哲太朗先生にご来校いただき、たくさんのメッセージを伝えていただきました。今回はその時のお話をもとに大学時代にやるべきことを伝えました。最も大切なこと、それは「学生の本分は勉学である」そして次に「学生は大人として扱われる」「自己責任が基本である」と続きます。まだまだあるのですが、この3つだけでも、緊張感が違います。親元で、さまざまなサポートを受け成長してきた高校時代まで。本校から東海大学に進学するという事は、一人暮らしをする事を意味します。学ぶ以前に、自分の生活を自分で管理することがベースになります。

こんな話もしました

4年間のうちに東海大学が掲げる、使命を果たそうとする学生に成長してくれることを願っています。