9日(日)~11日(火)は中学生対象のオープンスクールです。ここにも感染症対策の影響がくっきりです。これまで1日、1回で実施していたオープンスクールですが、3日間5つの時間帯に分けて実施しています。1日に2回実施する部活動があり、それもすべて気温が上がる午後2時前までには終えるように時程を組みました。感染症対策の他、熱中症対策も必須の夏です。最大4回に分けて部活動体験を実施するのは吹奏楽部、サッカー部がそれに次いで3回に分けた実施です。活動内容ごとに参加上限を設定していますが、この二つの部活動の参加者は100人を超えるので、1回あたりの人数を減らす必要があるからです。
来校していただいたみなさんには、まず検温をしてもらいます。受け付けで滞留しないように、事前に中学校を経由してお届けした参加票を出してもらいます。
昨年まで1000名近くを体育館に集めた全体での学校説明は今年は実施せず、授業体験もなし。何よりも大事にしているのは「密」を避けることです。実はオープンスクールについては開催可否について検討したのですが、中学校でも大会が中止になっている運動部や発表の場を失った文化部の生徒たちの部活動体験の場くらいは作ろうという事で、この3日間の開催となりました。
それぞれの活動はたったの2時間。集合から解散までの時間なので、活動できる時間はもっと短いはず。短時間でも、生き生き活動してもらう場になればいい、短時間でも中学生が未来を探す場を作りたい、そんなオープンスクール・部活動体験です。ただし、昨日は大雨で屋外の部活動は残念なことになってしまいました。
一転して今日はピカピカの夏空、校内の教室は冷房が効いていますが、体育館の中と屋外はなかなかの暑さです。
家庭部がつくったのはグリッシーニと2種類のディップソース。家庭部員がオープンスクールで何を一緒に作るか、話し合って決めたそうですが、高校生のアイディアはずいぶんおしゃれな感じです。
中学生の皆さんが、部活動を体験している間、保護者の皆さんには学校説明会に参加していただいています。また、希望の方には校内を案内しています。部活動体験を終えた子供と、学校説明を聞き校舎を回った保護者と、本校についてそれぞれが得たものを話す機会にしていただければと思います。