前期末試験の最終日、生徒たちは自分たちが受けている授業がどうだったのかを「授業評価アンケート」で評価します。6項目について5段階評価、最高は「5」最低 は「1」ですので、まさに生徒が受け取る通知票のような感じです。
これはすべて研究部で集約し、クラス毎レーダーチャートにして、全先生方に返されます。
そのほか、コメント欄があり、「進度がはやい」「板書が見にくい」「声が小さい」「声が大きすぎる」「とても分かりやすかった」など様々な意見が、そのまま先生方に伝えれられます。「封筒から書類を出すのが怖い」「ドキドキする」と言いながら、自分へのコメントを見る先生方。この評価を見て、先生方は改善点を書いて提出するとともに、生徒たちに「ここを直すよ。」とか「ペースはやすぎる?」とか、アンケートを受けて授業で話をすることになっています。良い先生たちですよね。今年、一番うれしかったのは「わからない事がわかるようになった、あの快感が忘れられない。 」というコメントでした。これを書かせることができた先生に心からの敬意を表します。毎年「板書の字が汚い」と書かれ、「すみません。努力します。」と言い続けていた私は、あまり成長がなかったと反省。
教員である以上、さらなる成長を目指し切磋琢磨は必須のこと。同じ教科の先生は全員が見られる時間に研究授業を実施しています。本日は地理。