年末年始は大雪と言われ心配していましたが、ここ山形市南部は今のところ20㎝には届かない降雪量で済んでます。学校が活動を開始するときに、生徒の昇降口までのルートや駐車場は大丈夫かと不安になって、2日に測ってみたら「山形の子、この程度の量なら大丈夫。車も四輪駆動でなくても大丈夫。」という状態でした。
ところが今日4日、来てみたら駐車場には雪がない!「?」と思い、もしかしたらここだろうかと聞いてみたら正解でした。「はい、昨日生徒たちが自主的に雪かき始めてました。」と、男子バレーボール部の顧問の先生。じゃ、30分だけ雪かきをするかと始めてみたものの、結局2時間作業をしてくれたそうです。そして今日、午前中にサッカー部が、昨夜から積もった分の除雪の他、須川側から登校する生徒のための道をつけてくれたり、除雪車が端に寄せてくれ公道が狭くなっている道路の雪を取り除いてくれたり、学校周辺の雪を片づけてくれました。この二つの部活動のすごいところは、「頼まれたからやったのではない。」という所だと思います。いま、何をしたら役に立つのかを考え行動できる、素晴らしい資質を育んでくれている指導者達に感謝したいと思います。
こんなふうに、活動してくれる生徒達に励まされるように始まった2021年、感染症がおさまり、少しは安心できる日々になることを願っています。
冬眠明けの学校では3年生の講習が始まり、部活動も始動し始めました。まずは、みんなの力が出し切れるような1月になりますように。
必要最小限の外出で、とにかく自粛を通した三が日でしたが、楽しみに見ていたのは箱根駅伝のTV中継です。卒業生が二人エントリーされていて、東京国際大学の荒井君が5区を走ることができました。長距離ランナーなら憧れる箱根、一生懸命に練習しても、怪我や、体調やチームの事情で実際に走ることができるのはほんの一握りでしかありません。たくさんの努力や、支えがあって叶った晴れ舞台だと思うと、感無量でした。