前回ブログを書いたときには猛暑を引きずっていた9月、あっという間に朝夕寒さを感じる日々となりました。今日は素晴らしい秋晴れ。
建学祭→体育祭とにぎやかな行事が続いた9月は、前期末試験で締めくくり。2学期制の本校では10月に後期が始まりました。にぎやか9月と対照的に、なんとなく落ち着いた行事が続きます。
昨日は「高校現代文明論」のブロック研修会と保護者の皆様への授業公開日でした。東海大学の付属校は皆同じく「高校現代文明論」(以下文明論と表記)を学校設定科目として展開しています。全国の14の付属高をブロックに分けて別の学校の様子を参観し検証しあっています。
昨日は相模高校、浦安高校、望洋高校から先生方を迎え本校の授業を見ていただきました。もちろん本校の先生方も全員参加で、授業をするか見学するか、どちらかとなります。ついでにずっとコロナ禍で校内にお招きできなかった保護者の皆様にも授業を見ていただけるよう、ご案内を差し上げたところ盛況でした。
1年生ではSDGsの17の目標から担任+学年主任がそれぞれ選んで作った授業を、1時間づつすべてのクラスに持って回ります。生徒達からすれば、週1回の文明論の授業は毎回違う先生が来て、違う授業を受けることになります。選ばれたゴールは本当にバラバラ、実に多様でした。おいでになった先生方からは「調整しましたか?」との質問がありましたが、自然にこうなったようです。「1貧困をなくそう」から3・4・5・6・8・11・14・16まで様々な角度から世界や日本を考えることになります。
2年生は「平和+○○」というテーマで、こちらも担任団が全クラスを持って回ります。どのような視点から「平和」について考えるのか、これも多様でした。いろいろ学んでから修学旅行で実際に戦争の傷跡に触れることになります。
伝えたいことと、考えさせたいことの時間のバランスを1時間の(50分)の中で取るのは難しいことだと感じながらの午後となりました。
そして今週、1年生・2年生対象の公務員講座がスタートしました。初日は進路指導主任によるガイダンス。今後は外部講師の力をお借りして講座が続いてゆきます。放課後、部活動も忙しいけれど、自分の将来への準備も始まっています。
そういえば明日は、東海大学ハワイ短大の先生が来校予定。放課後の行事も続きます。