8月21日、暑い日が続いています。明後日から夏休みを終えた生徒達が登校します。(と、言っても連日学校で部活動の人たちも多いのですが)今日は先生達の会議日。朝から1時間ごとに次々といろいろな会議が縦積みです。会議が好きなわけではないのですが、間に1カ月を挟んで再開となると、打合せをすることが山のように・・・。この合間を縫ってきれいに教室を整える先生方がいます。いい環境でスタートさせたいという思いが伝わってきます。
夏休みの間に学んだことがいろいろ。夏休みは私たちにとって勉強の期間でもあります。7月末に青森県弘前市で、8月中旬は長井市でそれぞれ私学の研修会がありました。コロナ禍で中断を経て、ようやく私学の仲間が集まって学び、情報を交換できることになりました。
青森の研修会、全体講演のテーマは「真のグローバル人材とは」で、講師は寺島実郎氏。本当に勉強になりました。分科会は茨城県と岐阜県の二つの私学の校長先生。どうやって学校改革に取り組んでいるのか、大きな刺激を受けました。
長井市で行われた研修会の分科会講演は栃木県の私学の副校長先生。聞きっぱなしではなく講演中何度も周りと意見交換をする場が用意されていました。私学の力を感じるような講演で、元気をもらいました。全体会では「もがみ紅花は世界の宝物」というテーマで白鷹紅の花を咲かせる会事務局長の今野正明氏の講演がありました。紅花について知っているつもりでしたがたくさんの発見がありました。身近な財産を大切にしなければとしみじみ。
濃い紅色に染めるために、最初に黄色を取り出して分離する必要があるとのこと。極端すぎる表現かもしれませんが、紅色のためには不要になる黄色をもっと活躍させることはできないだろうかとお尋ねしたところ、黄色に染まったシルクをいただきました。ウクライナに連帯を示す「青と黄色」のプレートが校内各所にある本校、校長室前にしばらく紅花を飾りたいと思います。