昨年度は中止になりましたが、今年は出発できそうです。とはいえ、2004年以来続けてきた分散型選択制の旅行を断念し、行先を広島周辺に絞っての実施となりました。周りを見れば、中止になった学校もあり、東北旅行になった学校もあり、県内旅行になった学校もある中、私たちの旅行先はどうあるべきなのかを検討した結果です。本校では、修学旅行を平和学習の一環として位置づけ、旅行前に戦争について学び、学びを元にヒロシマやオキナワを訪ね、傷跡に触れ、慰霊とともに平和についての思いを新たにするのが伝統になっています。この形になってからもうすぐ30年、どの学年も真剣に事前学習に取り組んできました。
規模縮小の建学祭で目を引いたのは、2学年の折り鶴アート。クラス毎に8枚のパネルを作りました。
旅行の2カ月目前になると、校内のあちこちにヒロシマの被爆状況がわかるパネルが展示されるようになります。
ここ数年修学旅行の事前学習の一環として続けている、被爆ピアノコンサートは学年を2つに分けて実施しました。説明も演奏の2回づつ。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
そして今日はようやく旅行の安全祈願です。
学年を3つに分け、A隊とC隊は15日月曜日に、B隊は16日火曜日にそれぞれ山形駅から出発します。