紅谷さんから卒業生と教職員にプレゼントをいただきました。
紅谷さんの製品、お味噌です。ここに添えられているメッセージの素晴らしいこと。読むたびに心があたたかくなるような気がします。
「ご卒業おめでとうございます。みなさんの出発を心からお祝い申し上げます。」に続くのは、「19710」と言う数字。これは18歳までに作ってもらった食事の数だそうです。感動的な文章が続き、そして今後自分で食事をとることが増えるだろうことに触れ、食生活を大切にしてもらいたいと、これからの日々へのエールで結ばれています。

一人暮らしを始めて、親元を離れていけば、これまでどんなに手をかけて育ててもらったかがわかるようです。進学のために上京すると、たった一か月後の連休に帰省する卒業生たちの多いこと、多いこと。食事、掃除、洗濯家事全般がどれだけ大変だったか身に染みるようです。
と、こんなことを書き始めていたら校内にいい匂いが漂ってきました。1年生家庭基礎の時間が調理実習だったようです。1.2時間目と3.4時間目の2クラスが実習なので今日は家庭科室がフル稼働。数年後の自立に向けての大切な練習の一つです。



家庭科室は3階で、廊下を挟んだ向かいには多目的室があります。主に福祉の実習で使っていますが、ここに卒業生から学校にいただいた記念品が納品されていました。きれいな展示用パネル。これから生徒たちの作品を飾ることができます。ありがとうございました。
