卒業生からのプレゼント

毎年、卒業式が近づくと啓翁桜を届けてくれる卒業生がいます。

平成17年卒業の鈴木俊さんです。上山市金谷で花弁農家を営んでおられ、お届けいただく啓翁桜は受賞歴があるような見事なものです。それを、ちょうど卒業式に満開になるように調整してくださいます。母校の卒業式をこういう風に祝ってくださる卒業生の姿は本当にありがたく、毎年当時の担任にもお礼を伝えています。高校時代の思い出が良くなければ、こうやって思い出していただけないでしょうから。また、ご自分のお仕事に誇りを持ってご活躍の姿に毎年お会いできるのがうれしいです。

「仕事着です。写真など…」と遠慮なさっていたのをお願いして撮らせてもらいました。メッシュのヘア、スマートでかっこいい姿が、玄関の逆光で写らずすみません。
卒業式当日には満開になることでしょう

さて、卒業生をご紹介したついでにもう一人。数か月前に来校してくれたのですが、その時ご自分の著作をくださいました。山形県の中学校の教頭先生達の研修会で講演をするために来県、ついでに母校で岡田の顔を見ていこうかと寄ってくれた、現役の毎日新聞の記者です。卒業して何十年?、当時の同級生と二人で来てくれました。高校時代から、きっと社会を問う仕事に就くだろうという、萌芽を感じさせる生徒でした。

著書4冊!それも記者の仕事をしながら…。歩いて、現場で得た思いが詰まっています。

たびたび書いていますが、卒業して何年たっても、顔を知っている先生がいるって、私立ならではの良さです!明日は表彰式、あさっては卒業式。今年巣立つ生徒達も、きっとなりたい自分になってくれることでしょう。