世界にはばたけ!東海生!!

9月のブログで、菅原はなさんが韓国へ語学留学をした報告をしましたが、12月には2年生の佐藤愛菜さんがシドニーへ語学留学に出かけました。夏休みと冬休み、長期の休みを使ってそれぞれ、韓国語、英語の力をつけるための挑戦です。

シドニー到着!

9月にはなさんと話した時には、何か学校で後押しできればと思っていたのですが、冬休みには間に合わず、愛菜さんも自分で準備した語学留学です。

学校へ向かう途中 宿泊はホームステイです 晴れていれば猛暑のシドニーとのこと

冬休みには間に合わなかったけれど、春休みには何とかして海外へ出ようとする生徒達の背中を押したいと思い、12月9日には講演会を企画しました。講師は一般社団法人次世代教育ネットワーキング機構事務局長の中野 憲氏にお願いしました。

保護者の方も参加してくれました

海外語学研修を終えた生徒達の意識の変化や、現在の高校・大学生がどの程度海外に出かけているのか等、具体的な話を聞くことができました。こんな話を聞いて、春休みに誰か出かけてくれないかと、セブ島での語学研修を企画したところ、反応あり!です。詳細は具体化したらブログでお知らせします。

語学は若いうちに限ると思われます。この年になると、翻訳ソフトに頼るしかない情けなさ。高校、大学時代の不勉強を今更悔いても仕方がないのですが。

世界がこれだけ危うくなっている現状、早い時期に異文化に触れることの大事さには異論がないと思います。私たちの国とは全く異なる社会があり、価値観があり、そこには自分達と同じように営まれる大切な日常がある。そんなことを知り、多様性を尊重できれば、それこそが平和な世界の構築につながると確信しています。

戦争はドローンやミサイルをコンピュータで制御して進んでいるようです。まるでPCのゲームで攻撃目標を設定し、ボタンを押せばそこに飛んでいく。この時、攻撃目標とされるものが生身の人間であることが意識されにくくなっています。

画像はロイターから

私たちの学校は一貫して平和教育を進めています。そのためにはまず、自分の側からだけのものの見方を脱する事、多様な世界を知る事、そこにある普遍的な人々の営みをしっかりと知る事です。

私たちの学校はそんな意味でグローバリズムを目指します。

来たる新しい年が、少しでも穏やかな世界を生み出してくれますように。

パレスチナとウクライナに一刻も早く平和がもどり、人々が日常を取り戻せますように!

新年に向けてこう祈りたい年末です。