校舎に向かう階段に並ぶプランターは、年2回PTAの環境部で植え替えをしてくださいます。降雪でも越冬できる花が並びます。今年はパンジーの「虹色スミレ」と「よく咲くスミレ」とビオラの「ももか」。
「花のひこうき」の戎野さんが植え替えをご指導くださるので、「この行事に参加して自宅のプランター植え替えの腕が上がりました」とおっしゃる方が何人もいらっしゃいます。
毎回参加していただいている保護者の方の手際は見事で、結局1時間程度の作業でした。休日の朝からご協力いただき恐縮なのですが「毎日子ども達がこの花を見ながら登校すると思うとやりがいがあります。」との言葉。皆様のあたたかいお気持ちに支えられています。
そろそろ片付けかという頃にハプニングが・・・。プランターの間をちょろちょろ動くものがありました。「ネズミ!」にしては小さい、どなたかがグーグルレンズで調べてくれたらハツカネズミだそうです。
集まった皆さんから「ぜひ、新入生として学校に迎えてください!!」と言われ、その気になるのが私。どうやって飼うのだろうと考えこんでいたら、「我が家に使わなくなったハムスターのゲージがあるので寄付します!」と申し出てくださる方が。そして、「それなら明日まで家で預かります!」と申し出てくただる方も。
本日朝、二人の生徒が事務室に「ゲージ」と「ハツカネズミ」と届けてくれました。ご丁寧に両家とも餌まで付けてくださいました。
これらをセットにして、さて誰に飼育を頼もうかと悩んでいた所、2年1組で引き取ってくれることになりました。偶然にも家でハムスターを飼っている生徒もいて、頼もしい限りです。
さて花の方ですが、昨日植え替えの後で記念に写真を撮り、その後すべての花を摘んでしまいました。こうすると株が大きく育つそうです。摘んだ花を水に浮かべておくと数日もちます。正面玄関と職員室に飾りました。
花だけで充分癒されるはずの行事でしたが、おまけのように小動物がついていて忘れられない日になりました。