2017年10月に18歳が投票できる最初の選挙が行われ、その時以来選挙のたびに、高校3年生に対し選挙権を行使するよう、生徒会を中心に呼びかけがなされています。朝のホームルームの時間に、3年生の前生徒会長が放送で呼びかけを行いました。また、啓発ポスターを作り、全教室に掲示してくれています。選挙権を持たない、1.2年生用にも用意し、選挙権の有無がわかれる3年生の教室には2種類ポスターが並べて貼られいます。
今回選挙権を持つのは、投票日翌日の11月1日が誕生日の人まで。誕生日の前日に年をとる事になっているためです。山形市ではイオン南や山形駅東西通路など、生徒達が行きやすいところに期日前投票所を設けてくれています。ただし選挙権があっても、投票する日に18歳に達していないと期日前投票はできません。
本校では2年生の時に模擬選挙を体験しているためか、投票率は良好です。事後に毎回投票行動を調査をしていますが、18歳の投票率で全国平均はもちろん、山形県の平均も上回ることが続いています。最初の選挙は「親と行った。」と答える生徒が多く、そういう点では保護者の投票行動が大切かと思います。
そして選挙前日の土曜日は生徒総会。今回も体育館ではなく、リモートです。執行部と各委員会の長だけがメディアセンターで、他は教室で、私も校長室から聞いています。前半は3年生がリーダーを務めた前期の総括、後半が2年生新執行部の方針、その後要望など意見交換が行われました。zoom利用ですが、今回からはノートPCではなくiPadで、準備が楽になったそうです。zoom会議も慣れたもの。コロナ禍の数少ないプラス面がPC利用の身近さかもしれません。