1月17日(日)やまぎん県民ホールで、全日本アンサンブルコンテスト第44回山形県大会が開催され、地区予選を勝ち抜いた20組の高校生が参加しました。相変わらず続くコロナ禍の中、無観客での開催でした。受付からチューニング、本番まで文字どおり分刻みのタイムテーブルに従っての運営で、担当いただいた吹奏楽連盟の皆様のご苦労、いかばかりだったかと思います。本校のクラリネット3重奏は、演奏順が1番。がらがらの客席に向かって演奏するという事や、この日の最初の組という事もあり、相当緊張したことでしょう。結果は金賞、1年生ながら、立派な演奏だったそうです。
本来であれば全校集会で、結果の紹介も含め賞状の伝達を行うのですが、今年度は一度も全校集会ができないままで、校長室での伝達となりました。3人の1年生が吹奏楽を始めたのは、中学校に入学してからとのことです。その上、坂野君は高校入学後、楽器を変えたと聞き、びっくりしました。3人に話を聞いたところ、大勢で演奏することに比べるとアンサンブルは一人ひとりの比重が重く、大変だけど、やりがいがあるという事でした。顧問の先生によれば、「自分たちで考えて練習し、どんどんうまくなってゆく3人」とのことでした。今回は東北大会に進めませんでしたが、来年が楽しみです。