生徒会総会が行われました

後期から生徒会のリーダーが3年生から2年生に中心を移しました。選挙を経て、これから1年間生徒会をけん引するメンバーが決まり、総会が開かれました。高橋快成生徒会長、田中笑梨副会長、阿部みのり議長の補佐役には1年生が就き、各種委員長は2年生が担当します。最近は生徒会執行部に自主的に参加を申し出る生徒が多く、これを14名の執行部が補佐します。

高橋会長

まずは旧会長、旧委員長たちが活動を総括し、それを受けて新会長、委員長たちが行動方針を発表し、承認されました。これから1年間の活動スローガンは「革命」。なんだかあまり穏やかな感じがしませんが、先輩たちの仕事を受け継ぎさらに良いものにしたいという気持ちの表れだそうです。

生徒会スローガン

ここ1世紀ほどの世界や我が国の歴史を振り返ってみても、現在の香港を見ても、時代を動かすのは若者たちなのは間違いないし、身近なところでも自分たちにできることをやろうという姿勢が育成できれば何よりだと思っています。

ただし、要求というものはいつでも通るものではありません。個人にとって大切だと思うことであっても、全体にとっては一考を要するものがあるということを、講評で伝えました。雪国に過ごす私たちは、雪が降るのが遅いと、「今年は暖冬、少雪でありがたい。」と思いますし、私も本気でそう思います。しかし同時に「間違いなく進行している地球温暖化の表れだ、どうしよう」と強い不安を感じる私もいます。今何をすべきなのかについては、様々な視点から考えをめぐらす必要があるということを理解する高校生が、育っていると信じます。