私学フェスティバルが行われました

11月5日、霞城セントラルのアトリウムで45回目の私学フェスティバルが開催されました。コロナ禍を超えて3年ぶりの開催です。

まだまだ模擬店復活とはいかない中、県内私立高校の紹介展示や、手作り品の販売や、ステージ発表がありました。

ステージ上のスクリーンには本校の吹奏楽部が、ビデオで演奏をお届けしました。

生徒たちのステージ発表は、戦争や平和について。修学旅行で訪れた広島での体験や、ウクライナ情勢を見て学びを深める決意をし、自主的な学習会で学んだことを発表してくれました。丁寧に作りこまれたパワーポイントの前で、リレー形式で一人一人がマイクの前に立ちます。最初に話し始めたのは本校1年生の佐藤君。

戦争の悲惨さを学び、現在起きていることを見つめ、生徒たちは教育の大切さに行き着きました。戦争は教育の場を破壊してしまう、そんなことが世界各地で起きていることへの疑問や、自国の歴史、自分たちの学びが次々に語られていきます。

学校を超えて、学びでつながる私学の生徒たち。山形県は国の就学支援金に加え、授業料軽減補助金の制度があります。そのため、以前に比べると私学での学びにかかる費用はずいぶん軽減されてきました。すべての子供たちがお金の心配をしないで自分が学びたいところで学べるようになるためには、もう一歩進めて教育の無償か必要です。

今回生徒代表で意見表明をしたのは、私学フェスティバル高校生実行委員長をつとめた本校3年生の岩川君。保護者代表の意見表明は惺山高校生のお父さん、教員代表は山形学院高校の先生です。このフェスティバルの運営を担ってくれた生徒、保護者(+保護者OB)、教員のみんなの願いは公私格差の撤廃です。

6人のSPに囲まれて挨拶をしてくださった遠藤利明衆議院議員はじめ、山形市副市長、県議会議員、市議会議員の皆様、国会議員秘書の皆様、ご来場ありがとうございました。ご来賓の皆様に、ぜひこの声を政治に届けていただきたく、お願いいたします。

忙しい中、最初から最後まで生徒たちの声をしっかり聴いてくださった、芳賀道也参議院議員に敬意を表します。