前期が終わります

本校は前期・後期の2学期制で9月末に前期が終わります。23日から26日までは前期末テストでした。いつまでも暑かったこの夏、マスク着用のため例年よりも冷房の設定温度を下げていて、いつまでこの暑さが続くのだろうと心配していたら、テスト期間は雨でぐっと気温が下がりました。テストの数日前から、週末に大会がある部以外はすべて活動停止。テストに集中してもらいます。今日、明日は成績処理日で先生方は採点、評価に追われます。今時の学校は「観点別評価」が導入されていますので、テストの点数が即、成績評価になるわけではなく、先生方は日常の記録を取り出しながら、総合的な評価に向けて大作業中。そして、この間生徒たちはお休みです。

テスト最終日の土曜は、午後から1年生保護者対象の進路学習会。例年は生徒、保護者一緒に講演を聞くのですが、今回は「密」を避けて、保護者のみとなりました。保護者の皆様に学校においでいただく行事も、例年よりは少ないのですが、こういう機会に「こんな話だったよ」と家で情報の共有があればいいなと思います。

この日は高校野球の秋季大会の準決勝。残念ながら羽黒高校に敗れてしまいましたが、勝負ですから勝つときもあれば負けるときもあるのは仕方ないことです。いつも応援してくださる保護者の皆様には感謝いたします。野球部の指導者たちは次のシーズンに向けて、さらにたくさんの才能を発掘し育ててくれることでしょう。

そしてテルサでは吹奏楽部が定期演奏会に向けてホール練習です。午前中にテストが終わったばかりで合奏です。部活動停止期間があったので、いつもの力を取り戻すのは大変だったことでしょう。

短い休憩 活動の前に身なりを整えるのは吹奏楽部の伝統で、着崩した制服は皆無です。
休憩中にも音の確認、打合せ。

もっと大変なのはここでもコロナ禍です。人数が多い吹奏楽部で、ステージ上だけではなく、2階席でも演奏しています。

2階席の両サイドに、トランペットが3人づつ

また、楽器の間に距離が確保できないときには、シートで仕切る必要があるとのことで、最後列は下の写真の通りです。

椅子と椅子の間に透明シートで仕切りが・・・

それでも、一生懸命に練習する姿を見ながら、みんなで演奏できることの貴重さを感じた時間でした。本番の定期演奏会は10月10日16時開演ですが、これもまた、関係の皆様においでいただくという限定的な演奏会になってしまうのが残念です。東海サウンドを多くの人に届けれれるような日が再び来るこ戸を心から願っています。